
2025.02.19
こんにちは!街の屋根やさん栃木小山店の調査スタッフです(^^)今回は、下野市のお客様から「二階の瓦屋根から漆喰が落ちてくるので見てほしい」とのご相談をいただき、無料調査を実施しました!築30年の住宅というということなで、瓦屋根のメンテナンス時期が気になるところですね。屋根の漆喰は…

【お問い合わせ内容】
築40年を超えた平屋の中古住宅を買ったのですが、棟瓦が崩れているので早急に復旧してほしい。雨漏りしそうです。
【ご提案】
現地を確認させていただくと、一本の棟は崩れてブルーシートが掛かっており、もう一本の棟も土台が弱体して歪んでいる状態でした。
現場の棟瓦は段数積み(4段積みと5段積み)の棟で、解体して破損瓦を補填しながら積み直す事は可能でしたが、段数を積み直せばその段数分の費用がかかります。
そこで、費用を軽減しながら耐震性も向上できる耐震強化棟をご提案いたしました。
皆様こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です(^^)
今日は、小山市で中古住宅の棟瓦復旧工事を行いましたので、その様子をご紹介しますね。
今回ご相談いただいたのは、築40年の中古の平屋住宅を購入されたオーナー様。
「屋根の棟が崩れていて、このままでは雨漏りしそう…」とのことで、お問い合わせをいただきました。
実際に調査したところ、段数積みの棟瓦が崩れ、棟違いの棟も歪んでいました(>_<) さらに、一部の瓦が破損していたため、従来の棟瓦の積み直しではなく、より強く長持ちする「耐震強化棟」での復旧をご提案しました!
では、施工の様子をご紹介しますね(^^♪
こちらが施工前の屋根の様子です。
崩れた棟瓦にはブルーシートがかかり、棟違いの棟も歪んでいます(>_<)
このまま放置すると、雨が降るたびに屋根の内部へ浸水し、建物自体の劣化につながる恐れがありました。
棟瓦の不具合は、雨漏りに直結するリスクが高い部位!今回しっかり復旧したいと思います(^o^)丿
まずは崩れた棟瓦を解体していきます。
棟瓦の解体は、職人が一つひとつ丁寧に取り外していく根気のいる作業!
いくら文明が発達しても、屋根の上でロボットが行う・・・というわけにはいかない作業ですね。
解体した瓦は大きなトンバック(フレコンバッグ)に入れ、土や漆喰はガラ袋に入れ、廃棄用に準備!
今回、解体した棟の長さは13.1mです(4段積み棟瓦8.3m・5段積み棟瓦3.8m)
これらはすべて廃材として処分するのですが、解体すると思った以上の量になるんですよ(^^♪
棟部分は、屋根の中でも特に雨漏りのリスクが高い箇所なんです(>_<)
そのため、棟瓦を復旧する前に、二次防水として防水シート(ルーフィング)をしっかり増敷しておくことも忘れません! 屋根の復旧の目的は耐久性の改善はもちろんの事、防水性の向上も加味しておく必要があります。
見えない箇所程しっかりと!部位毎の修繕であっても手を尽くしておく事が大切なんです(^^♪
そしてここからが今回の工事のポイント!
当店では、ただ棟を復旧するのではなく、「長く安心して使える屋根」にするため、こだわりの施工を行っています。
まず、土台部分に強化棟金具を取り付けます。従来の工法では土を使うことが多かったのですが、、
・地震の揺れでズレるリスクがある!
・長年の雨風で劣化しやすい!というデメリットがありました(>_<)
そんなデメリットをサポートしてくれるのがこの強化棟金具を使用した棟瓦工事です。
更にこの当店では 強化棟金具に併せ「樹脂垂木+なんばん漆喰+ステンレスビス」 の組み合わせで、より耐久性の高い棟瓦を作る施工を行っているんですよ(^^♪
先ずは、土台を形成する前に、強化棟金具を設置していきます。
次に、強化棟金具のガイドに沿って、 「樹脂製の垂木(たるき)」 を設置します。
一般的な木材の垂木を使用すると、湿気や雨水の影響で腐食し、数十年後にはまたメンテナンスが必要になってしまいます(>_<)ですが、 樹脂製の垂木は水に強く、腐らない! だからこそ、長く安心して使えるんです(^^♪
更に、棟下の隙間を埋めるように、根元に【なんばん漆喰】を詰め、棟下からの雨水浸水対策!
建材選定や防水対策は屋根業者の責務!この選定が経年時の差に表れるんです。
そして、樹脂製垂木を覆うように、さらに【なんばん漆喰】を成形し、棟全体の防水性を高めます。
このように形成すると、土台は固体化しとても強固になります。
東日本大震災後は、この工法での施工が推奨されています。
最後に「七寸丸瓦(ななすんまるがわら)」をかぶせ、 パッキン付きのステンレスビスで二本留め !
ステンレスビスは 錆びにくく、強度が高い ので、瓦がしっかり固定され、強風や地震でもズレにくくなります。
また、ビスの根元には ゴムパッキンがついている ため、雨水の侵入を防ぎ、長持ちする仕上がりになるんです(^^♪
※七寸丸瓦:瓦の棟(むね)部分に使われる丸瓦の一種で、直径が約七寸(約21cm)ある瓦のこと※
これで完成です!強度も大幅にアップしたので、これで長く安心して暮らしていただけますね(^^)
【棟瓦の復旧】と一言でかたずけることなかれ・・・
復旧方法・建材選定・こだわり施工法などの違いが経年時の差に表れるんですよ(^^♪
棟瓦の復旧をお考えの方は、どこに大切なのか!?今回の記事少し参考にしてみて下さいね。
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