結城市 窯業系サイディング外壁の弱点である目地シーリングを打ち替え
2025.07.27
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。今回は、結城市の住宅で進行中の外壁メンテナンスの模様をご紹介いたします。外壁というと「塗装」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は他にも重要なメンテナンスポイントがいくつかあります。結城市の築20年のお住まいは、これまで外壁メン…
下野市 一階と二階の中間帯板を交換して外壁塗装ができるように準備
中間帯板は、幕板（まくいた）ともいい、一階と二階の中間を仕切るように取り付けている板状の建材です。
【中間帯板の役割】
○外壁の境目を防水目的で保護する
○一階と二階を仕切ることでデザイン性を向上する
です。建物によっては、デザイン目的で飾りとして取り付けられることがあります。しかしながら、防水目的で取り付けられている場合は、中間帯板の劣化が雨漏りにつながるので要注意です。
中間帯板の素材は、木材、窯業系、金属があります。こちらのお住まいは、セメントを主な材料とした窯業系でした。
セメントって強いように思えますが、実は水分に弱く、塗装が剥がれると途端に傷みやすくなるんです( ；∀；)
もちろん、この状態で無理やり塗装してもすぐに剥がれてしまうので、交換が必要です。
街の屋根やさん栃木小山店では、『駄目なものは駄目、使えそうなものは再利用する』を信条に、修理や交換すべき箇所は放置しないで、外壁塗装前にキッチリ手を入れています！
まず、既存の中間帯板を撤去します。
中間帯板を撤去しても、一階と二階の外壁の境目が見当たりませんでした。ということは・・・装飾目的で取り付けられていたようです。
撤去後に、充填されていたコーキングがこびりついていたので、マルチカッターでキレイにお掃除しました。
『新しい帯板で隠れるとしても、キレイにする！』という、職人さんの仕上がりへのこだわりを感じる一手間ですね(≧∀≦)
コーキングをキレイに取り除くと、新しい中間帯板の取り付けです。
さすがに全く同じ製品はありませんでしたが、事前に寸法を測り、瓜二つの帯板をご用意しました(^ ^)v
もちろん、アスベストが使用されていない建材です。しかし、2000年前後以前の建材の場合、アスベストが使用されている可能性があります。建物に使うぶんには問題ありませんが、DIYで切断や破砕しないようにしましょう。
新しい中間帯板の取り付け後、継ぎ目部にコーキングを充填してすき間を埋めます。
コーキングのための養生テープをはがすと、中間帯板交換の完了です♪
もちろん、傷んでいない中間帯板はそのまま使用していますよ〜
中間帯板は、わずかですが出っぱっている分、雨水の影響を受けやすく、外壁より早く傷みやすいんです。塗装の剥がれに気づいたら、メンテナンスを考えましょう（╹◡╹）
そして、この部分も気になりました！コーナー部の窯業系役物もパックリ割れ(//∇//)
ひび割れは、雨水の入り口となるので、もちろん修理が必要です。
こんな時は、自社工場で製作した当店オリジナルの板金でカバー(^o^)／
当店には、板金を専門とした職人さんがいるので、こんなことも容易にできちゃいます！
外壁塗装前の、中間帯板交換とコーナー部の板金カバーを完了しました。同じお住まいとは思えないくらいの出来栄えですね。
せっかく費用をかけるなら、ただ塗るだけじゃなく 塗った後も長く使えるようにしなければ意味がありません。
『施工時に最善を尽くす』当店の思いを感じていただけたら幸いです(๑>◡<๑)
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