小山市 ベランダが原因の室内雨漏り！防水工事前に木下地工事も必要
2025.05.30
小山市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。本日は、ベランダが原因となった雨漏りの無料調査の様子をお話しします。多くの方が『えっ？』と驚かれるかもしれませんが、ベランダからの雨漏りって意外と多いんです。それでは、いったいどうなったらベランダが雨漏りの原因となるので…
筑西市 ベランダのアルミ笠木へのガルバリウム板金カバー工法工事
【ご相談内容】
筑西市にお住まいのお客様より、雨漏り修理についてご相談いただきました。
お話では、『1階の縁側の天井で雨漏りが発生し心配』とのことです。
【ご提案】
無料調査時に原因を追究し、2階にあるベランダの手すりの根元部分が雨水の入り口と判明。
アルミ手摺の交換も一考ですが、『経年時の事を考えると再度同じことが起こるかもしれない』というお客様の心配も良く理解できます。
そこで、手すりを根元からカットして防水対策を施し、ガルバリウム板金でのカバー工法をご提案させて頂きました。
筑西市 雨漏り修理,その他の工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 雨漏り修理,その他の工事
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- ガルバリウム鋼板・構造用合板12㎜・透湿シート・コーキング材・ステンレスビス
- 施工内容その他
- ベランダ笠木
- 築年数
- 25年以上
- 保証年数
- 2年
- 工事費用
- 17.6万円（廃材処分費含む）
筑西市にお住まいのお客様より、1階の縁側で発生した雨漏りについてご相談いただきました。
建物の築年数は25年以上で、雨漏りしている縁側の上にはベランダがあります。
経験豊富な屋根のプロだと、まずベランダからの雨漏りを疑うんですよ〜
詳しくお調べすると、ベランダの腰壁（背の低い壁）の手すりの支柱の根元部分から、雨水が入っていることがわかりました(>_<)
そこで、手すりを撤去して、腰壁上部のアルミ笠木へガルバリウム板金カバー工法を行う方法をご提案した次第です。
笠木からの雨漏りについては、こちらの記事もご覧くださいね。
関連記事➤意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り
そこで、手すりを撤去して、腰壁上部のアルミ笠木へガルバリウム板金カバー工法を行う方法をご提案した次第です。
笠木からの雨漏りについては、こちらの記事もご覧くださいね。
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工事は、ガルバリウム板金カバーの下地づくりからスタートです。
まず、手すりを撤去して、支柱の根元部分から雨水が入ってこないように板金で蓋をしました^^
それにしても、このような場所から雨水が入っていたとは・・・驚かれた方が多いのではないでしょうか？
今回はカバー工法なので、既存のアルミ笠木を残したまま、『透湿防水シート→構造用合板→透湿防水シート』の順に下地をつくりました。
ここまでの施工の詳しい様子は、こちらでもご覧になれますm(_ _)m
現場ブログ➤筑西市 雨漏り原因のベランダ手摺を撤去しアルミ笠木の上に下地を作成
外側の側面用の板金を取り付けてから、天端用の板金を取り付けていきます。
天端用の板金には、折り返しを設けて引っかけられるようにあらかじめ加工しておきました。
この引っかける構造により、雨水が入らなくなります。まさに板金職人さんの技術です٩( 'ω' )و
板金の継ぎ目部には、重ね合わせ代（しろ）を設けて、隙間から雨水が入り込まないように防水コーキングを充填しました。
おしまいに、板金下り部にステンレスビスを打ち込んで固定します。
コーナー部も、重ね合わせ代にコーキングを充填して、板金をはめ込んでいきました。
寸分の狂いもなく、キレイに仕上がっていますよね〜
それもそのはずです。実は、当店はガルバリウム板金をはじめ、各種板金を加工できる自社工場があるんです。だからこそ、建物に合わせた板金を自在につくれるんですよ(^_^)v
こちらは、笠木と外壁との取り合い（境目部分）です。
取り合いは、お住まいの中でも雨漏りの弱点箇所なので、内側・外側と二重にコーキングして防水しました。
これでガルバリウム板金カバー工法の完成です！
施工後に外からベランダを見ると、ガルバリウム板金とお住まいのカラーが調和して自然に仕上がり、かつ板金の折り目加工でオシャレに仕上がっています(๑>◡<๑)
また、アルミ笠木を残したまま、透湿シート・構造用合板・透湿シート・ガルバリウム板金と重ねていったので、これで雨水が入ってくることはありません。
すき間やサビ、あるいは雨水が浸入した痕跡など、ベランダの笠木に異変を感じたら、被害が大きくならないうちに修理しましょうね。
【森 代表】
【鶴田 職長】
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