
2025.03.22
皆様こんにちは!街の屋根やさん栃木小山店です(^-^)今日は、筑西市にお住まいのお客様より「一階の縁側天井に雨漏りがあって心配」とご相談をいただいた現場です。原因は、ベランダ手摺の根元に付いていたゴムパッキンの劣化が原因でした。そこで今回は、手すりを撤去して雨水が浸水していた根元…

皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です(^^♪
今回ご紹介するのは、茨城県結城市にある築約45年の日本瓦屋根のお住まい。
長く空き家となっていたこの建物を再生し、今後活用していきたいとの事で調査に伺いました、
家を守ってきた屋根の状態は、ぱっと見では問題がなさそうでも、内部には経年劣化や風雨の影響がじわじわと進んでいることも少なくありません(><)
今回はその一例として、調査結果と今後の修繕計画についてご紹介していきますので、同じように空き家の活用や古民家再生をお考えの方の参考になれば嬉しいです(^O^)/
まずは、気になっていた押し入れ上部の天袋を確認しました。
押入れ天端板の色が変わっているのが分かります。これは、間違いなく雨水が長い時間をかけてしみ込んできた跡です。
お客様も「ここまで濡れてるとは思ってなかった…」と驚かれていました。
続いて小屋裏(天井の上)にも入り、雨の侵入口を探していきます。
屋根の棟(むね)部分に当たる位置に、濃い雨染みを確認!
屋根の頂点から水が侵入して傾斜沿いに雨漏り染みが広がっています。この漏れが、天井裏を伝って押し入れまで流れていたようです(>_<)
さらに屋根に上がって、外側の状態も確認してみると…
棟瓦(むねがわら)と呼ばれる屋根の頂上部分の瓦がずれており、中の「葺き土(ふきつち)」も露出!
※葺き土とは、瓦を固定し防水性を高めるために瓦の下に使われる土のことです※
お客様と相談しながら、以下の修繕内容をご提案いたしました。
✅ 棟周辺の桟瓦(さんがわら)を3列ほど外し、防水紙を敷き直す再施工
→ 雨水の侵入口を根本から絶ちます。防水紙は屋根の下地に敷く重要な雨の防御ラインです。
✅ 棟瓦の取り直し(強化棟)
→ 現在の葺き土を取り除き、防水性と耐久性に優れた南蛮漆喰などで新たに固定し直します。
※強化棟とは、従来の土だけの構造に代わり、強化棟金具を使用して強度を高めた現代的な工法です。
✅ 破風板板金の交換工事
→ 既存の穴あき板金を撤去し、新しい板金に交換して下地を保護します。
お見積もり内容をご説明したところ、お客様からは
「隅々まで見てくれて、写真での説明も分かりやすかった。やっぱり頼んで良かったです」とのお言葉をいただきました(^^)
長年空き家だったお住まいには、見た目以上に劣化が進んでいる部分もあります。
ただ、丁寧に点検・補修をしていけば、これからも安心して住み続けることができます(^^♪
今回のように、押し入れのシミから始まった調査が、屋根全体のメンテナンスへとつながることもよくあるケースです。
「空き家を活用したいけど、どこから手をつけたらいいか分からない…」という方も、まずは気になる箇所だけでもご相談いただければと思います♪
私たちも、写真と丁寧な説明で分かりやすくサポートさせていただきます(^o^)丿
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