小山市 瓦が脱落寸前！応急処置したが早めのメンテナンスが必要
2025.03.18
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。本日お届けするのはスピンオフ的なエピソードになります(*^_^*)小山市で今当店が承っている屋根工事の現場での作業中、お隣の家の屋根瓦が今にも落ちそうになっているのに気が付きましたΣ(ﾟдﾟ；)最近はリフォーム詐欺がニュー…
古河市 平板瓦屋根の棟漆喰取直し工事！ひび割れ低減モルロックを使用
【お問い合わせ内容】
古河市のお客様より、棟漆喰修理についてご相談いただきました。お話では『住宅アフターサービス会社に度々不具合の指摘を受け、かつ工事費が高額だった』とのことです。
【ご提案】
無料調査では、経年による漆喰の劣化を確認したものの、すぐさま修理が必要なレベルではないことを確認。お客様のタイミングで計画的に修理するように提案したところ、ご注文いただきました。なお、新しい漆喰には、ひび割れ低減モルロックを使用しました。
漆喰取り直し,屋根材(瓦),漆喰工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 漆喰取り直し,屋根材(瓦),漆喰工事
- 施工期間
- 2日間（作業人数 延べ5名）
- 使用材料
- モルロック漆喰・樹脂製垂木・オレフィンパッキン付きステンレスビス
- 築年数
- 約20年
- 保証年数
- 2年
- 工事費用
- 45.87万円
お話では、住宅アフターサービス会社より『漆喰劣化について指摘を受けたものの、これまでも度々指摘されかつ工事費が高い？』とのことでした(>_<)
無料調査では、経年による劣化は認められるものの、すぐさま修理する必要はないと判断。『お客様のタイミングでメンテナンスするように』と、アドバイス差し上げた次第です。
その結果、今回は次の工事を実施する運びとなりました。
まずハシゴをかけて、材料を上げるための昇降ウインチを取り付けます。
ハシゴをかける際は、屋根瓦や雨樋を傷つけないように、傷防止対策を行いました。
せっかく屋根を修理するのに、他の部位を傷付けてしまったら申し訳ないですからね( ^ω^ )
職人さんが屋根に上がると、まず棟瓦を一時取り外し、漆喰と木製垂木（たるき）を撤去しました。
棟瓦や垂木を設置するガイド（強化棟金具）は再利用するので、そのままにしておきます。
このように、漆喰だけを交換する工事を『漆喰取り直し』と呼んでいるんですよ〜
撤去した漆喰はガラ袋に入れて、産廃として処分します。
今回の現場屋根は四方に隅棟（すみむね）が伸びている寄棟屋根で一階と二階を合わせて約35ｍの施工範囲ですが、二階部だけでもかなりの漆喰の量なんです(^o^)丿
棟下地の垂木は、従来の木製垂木ではなく、樹脂製垂木に交換させて頂きました。
木製だと、雨水で腐ったり木割れしたり、経年で収縮したりして、棟瓦を固定する力が弱くなるんです。その点、樹脂製だと耐久性が高いので安心！最近では多くの現場で使われるようになりました٩( 'ω' )و
また、無料調査で見つかった三又瓦のビスが届いていなかった部分は、ガイドの高さと樹脂製垂木の長さを調整して、ビスが届くようにしました。
当店の職人さんは、施工後には見えなくなる細かな調整も、しっかり実施しています！
そしてこちらが、今回使用した『ひび割れ低減配合の漆喰 モルロック』です。
従来の漆喰にシリコンや防水材などを配合した南蛮漆喰（なんばんしっくい）の一つですが、さらに配合を工夫して、経年してもひび割れしにくくなっているんですよ〜(^^♪
モルロックを屋根の上で練って、樹脂製垂木の周りに詰めていきます。
この写真で見ると、棟漆喰で屋根と屋根の継ぎ目のすき間を埋めているのがわかりますよね。
棟漆喰が脱落すると、雨水の入り口となるので、やはり定期的なメンテナンスが欠かせません(≧∀≦)
おしまいに、棟瓦を戻し固定ビスを二本留めしました。（元々は一本留めでした）
使用したビスは、ブロンズ色のオレフィンパッキン付きステンレスビスです。ステンレス製なのでサビにくいうえ、オレフィンパッキンが雨水の浸入を防いでくれます。当店では、使用する材料も吟味しているんですよ(^ ^)v
もちろん、施工後の清掃や拭き掃除も忘れずに行っています！
初日は3名体制で二階の屋根を、二日目は2名体制で下屋根（一階の屋根）を実施。二日目の後半から2名加わり後片付けをして、無事にお引渡しさせていただきました(^^♪
【森 代表】
【金澤 職長】
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