結城市　外壁の塗装時期は！？チョーキングや目地シーリング劣化を紹介

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結城市　外壁の塗装時期は！？チョーキングや目地シーリング劣化を紹介

皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。

結城市にお住まいのお客様より「そろそろ外壁塗装の時期だと思うので見て欲しい」というご相談をいただき、調査にお伺いして参りました。

外壁塗装のメンテナンス時期は、一般的には新築から10年ほど、または前回の塗装から10年〜15年程度とされています。
ただしこれはあくまで目安であり、実際にはお住まいの環境や、使用されている塗料によっても変わってきます。

お客様は、前回の塗装から10年以上経過しているとのことで「そろそろ塗り替え時期かな？」とお考えでしたが、実際に見てみると、塗装の劣化以外にも注意すべき点がいくつか見つかりましたヾ( •́д•̀ ;)ﾉ

外壁調査開始

結城市のお客様宅は築約35年とのことです。

これまでにも一度塗装歴があるそうですが、最近になって外壁の汚れが気になり「そろそろ塗り替え時期かな？」とお考えでした。

サイディングのズレ

お約束の日、少し離れたところに車を停めて歩きながらまず目に入ったのが、外壁サイディングのズレでした。
北面の壁のパネルがわずかに浮き上がり、目地のラインが大きく歪んでいるのが分かりました。

外壁サイディングとは、住宅や建物の外壁に使われる板状の外装材のことを指します。
「サイディングボード」や「サイディング材」とも呼ばれ、建物の外観を整えつつ、雨風や紫外線から家を守る役割を担っています。

実際に調査を始めてわかったのは、このズレて浮いたサイディングは敷地内から見上げただけではわかりにくく、少し離れたところからでないと見えないということ。
お客様も「全然気付いてませんでした」と驚いていらっしゃいました(·_·;)

結城市のお客様宅の外壁は窯業系（ようぎょうけい）サイディングです。

セメントに繊維（繊維質材料）を混ぜて成型し、高温で焼き固めた窯業系サイディングは、外壁材として最も人気が高く、現在の新築住宅のおよそ7～8割がこの窯業系サイディングを使用しています。

意匠性が高くコストパフォーマンスに優れた建材ですが、セメントが主成分のため湿気を含むと反りやすく、浮きやズレの原因になることがあります(´;︵;`)

特にお住まいの北側は日当たりが悪いため乾きにくく、このように変形してしまったのだろうと推測できました。

チョーキング現象

外壁を軽く手でなぞってみると、白い粉が指先に付着しました。
これは「チョーキング現象」と呼ばれる劣化の症状です(^_^;

チョーキングは塗装の表面が雨風や紫外線に晒されて劣化し、顔料が粉状に浮き出てくることで発生します。
この状態になると塗膜が水を弾かなくなるため、放っておくと外壁材そのものが湿気を含み、傷みやすくなってしまいます。

チョーキングは塗装劣化のサインですので、こうした状態が確認できた場合、塗り替えの時期の判断材料のひとつと言えるでしょう。
見た目がまだ綺麗な外壁であっても、症状は内部からじわじわ進んでいることも多いのです(*_*)

目地シールの劣化

一般的に、サイディングボードは家全体の外壁を覆うために何枚も横につないで張られています。
目地シールは、サイディングとサイディングのつなぎ目（継ぎ目）部分で、シーリング（コーキング）材を充填して防水対策を行っています。

このシーリング材は劣化しやすい部分ですので、お住まいの環境にもよりますが10年程度で打ち替えが必要と言われていますが・・・

結城市の外壁の目地シールは破断が何か所もあり、破損した先端を指でつまむと簡単に剥がせてしまう状態Σ(ﾟдﾟ；)

目地が破断すると、そこから侵入した雨水がサイディングボードの裏側まで廻ってしまいます。
サイディングの表面は塗装で保護できますが、裏面はメンテナンスができないためそうなると厄介なことに。。。

側面や裏側に水がしみ込んだサイディングは見えない部分から劣化が進み、いずれはセメント基材をボロボロにしてしまうのです(＞＜)

現代の新築住宅のサイディングは一般的に厚さ14mm～16mmですが、一昔前の住宅では12mm厚のサイディングが多く使われていました。
結城市のサイディングも12mmですが、薄い分14mmや16mmに比べるとどうしても耐久性が低くなりがちです(·_·;

症状が進むと塗装ではカバーしきれなくなり、サイディングを新しく張り替えることになります。
そうなると工事費用が塗装の約2～3倍はかかってしまいます(＞＜)

結城市の現場の外壁の状態は、幸いなことにまだ塗装で改善できる範囲です。

古い目地シーリング材を撤去し、新しいシーリング材に交換する「シーリングの打ち替え」を行った後に外壁塗装を施す事で、防水性能が回復できるでしょう(o^^o)♪

まとめ

結城市のお客様宅の外壁は、いくつかの劣化症状が確認されましたが、幸いにも現時点では塗装とシーリング打ち替えによって十分対応可能な範囲でした。
ここでしっかりとメンテナンスを行っておけば、お住まいをより長持ちさせることができます(*^_^*)

外壁のメンテナンスは、築年数だけでなく実際の劣化状況に注目して判断することが大切です。
「なんとなくくすんできたかな？」「触ると粉がつく…」
そんなサインが出ていたら、塗装の検討時期かもしれません。

街の屋根やさん栃木小山店では、屋根はもちろんのこと、外壁の無料点検も承っております。
現地調査をもとに、お住まいにぴったりのご提案をさせていただきますので、まずはお気軽にご相談くださいね( ´ ▽ ` )ﾉ