下野市 雨漏り調査で瓦を捲ると杉皮に穴！谷板金は錆びて谷漆喰も崩落
2025.09.25
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。今回は 下野市のお客様から「天井に雨染みが出ている」とのご相談 をいただき、現場調査に伺いました。一見すると瓦屋根はしっかりしているように見えますが、実際に瓦を捲ってみると 杉皮の下葺き材に大きな穴、さらに 谷板金の錆び・谷漆喰の崩落…
結城市 玄関天井の雨漏り調査！上屋と下屋の接点からの吹込みが原因
お客様のお話では、『風向きによって大量に漏れてくる。強い雨でも風が伴わないと雨漏りしない』とのことです(o_o)
雨漏りって、ほんと不思議ですよね〜
けど、なぜ風向きによって雨漏りが発生するのでしょうか？
屋根は、瓦屋根で、屋根が上下にわかれている上屋と下屋がある構造でした。
風向きによって発生する雨漏りは本当に厄介で、『雨水が入ってくる穴を探す』のが一苦労。経験や技術がないと、『原因不明』で迷宮入りことも・・・(>_<)
しかしそこは、一人で年間200件以上の屋根を調査するベテランスタッフ！屋根の形状でピンときました。
こちらの現場では、上屋と下屋の接点が怪しい・・・とみて、そこから調査を開始しました。
手当たり次第調べるのではなく、おおよその見当をつけてから調査できるのは、やはり経験のなせる技です٩( 'ω' )و
上屋と下屋の接点部分は、風が伴わないときは上屋があるので下屋の奥に雨が入ってきません。
ただ、風向きによっては、下屋の奥まで雨が吹き込んでくるんです。
もちろん、風向きにより雨が吹き込んできても大丈夫なように、接点の奥には板が取り付けられています。しかし・・・
板の下側に穴がポッコリとあいていました！
原因はここです。ここから雨が入ってきて、玄関天井に漏れていました( ；∀；)
屋根の専門用語的には、雨仕舞い（あまじまい）が不十分だったということです。ここで、雨仕舞いについて解説しておきますね。
今回考えたのは、穴をふさいで、かつ雨が奥までいかないように対策する方法です。
費用はそこまでかからないので、3.3万円でお見積り差し上げました。
お客様より修理をご用命いただいたので、どのように直したかは次回施工ブログでご紹介します(^ ^)/
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