古河市で鳥やコウモリが入りやすいS型瓦屋根を解体!棲み処だった痕跡
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
今回は、古河市の屋根の張り替え工事が進行中の現場よりお届けいたします。
古河市は茨城県ではありますが栃木県に隣接しており、栃木小山店では随時ご相談を承っております!
県内のみならず、古河市の皆様もぜひぜひ当店をお見知りおきくださいね(o^^o)
古河市は昔ながらの町並みと現代の息吹が調和した魅力的なエリアで、自然と文化の薫り高い都市!
そんな古河市での屋根工事!張り切っていきたいと思います(^o^)丿
築35年目のお住まいは、屋根を新しく張り替える工事が進行中です。
本日は
既存屋根材の解体を行います(๑•̀ㅂ•́)و✧
一見、伝統的な瓦屋根のように見えるこちらの屋根。
実はセメントが主成分のS型セメント系瓦で作られている「瓦を模した」屋根材なんです。
S形瓦(えすがたかわら)は昔からある洋瓦の一種類で、一番多く使う桟瓦(さんかわら)はこんな形状をしています。
瓦の中に大きな山がひとつある形をしていて、断面をみるとS字に見えるので「S形」と呼ばれています。
丸みを帯びた形状が特徴のS形瓦は、デザイン性に優れている一方で、経年劣化が進むと鳥やコウモリが侵入しやすい隙間が生じることがあるのです(·_·;
鳥獣類は屋根の重なり部からはまず入る事はありませんが、破損した箇所、特に崩れた角などから入り込みやすいのです。
解体前の屋根の上を歩き回って見ていくと、北東の流れる棟瓦の先端部の瓦が破損して抜け落ちているのが見つかりました。
うーん・・・嫌な予感(^_^;)
これは絶好の侵入口になっているのでは・・・?
屋根の解体は、天候と安全を十分に考慮して行う必要があります。
そのため、当日は職人8人体制で念入りな安全確認のもと作業を開始しました。
何事も段取り八割です(^o^)丿
まずは古いS型瓦を剥がして撤去します。
瓦を模した屋根材ですので瓦屋根ほどの重量ではないものの、S型瓦はゆうに数百枚あります。
これを一枚一枚丁寧に剥がして撤去していきます。
台土を覆うために施工される漆喰のことを面戸漆喰といい、通常は瓦の固定や防水のために塗られます。
おそらく鳥獣の侵入を防ぐ為でしょう、軒先に面戸漆喰が施されていました。
S型形状の丸みを帯びた部分をこのように埋めてしまうのも、侵入防止の手立てのひとつですね。
瓦屋根で、鳥やコウモリの侵入にお困りの方は、検討してみていかがでしょうか(^^♪
・・・やはり"やつら"は侵入していました(´Д`;)
軒先の角に確認された鳥の巣(の残骸)です。
こちらの角部には、コウモリの糞と思しきものも見つかりました。
コウモリは1㎝程度の隙間さえあれば侵入してしまう厄介な生き物です。
今回やつらはいませんでしたが、瓦を捲った途端にバタバタバタ~っと飛び出てくるのも良くあることです(;´Д`A
ですので、軒先の角や天窓が有る住宅の天窓周りなど入り込んでそうな箇所はおそるおそる捲っています。
屋根の解体は皆さんが思っているよりも大変なんですよ~~(^◇^;;;;)
ひととおりS型瓦の撤去が完了しました。
次の工程として、劣化が進んだ下地の強度を回復させるため「合板の増し張り」作業に取り掛かります。
新しい12㎜の構造用合板を用いて増し張りしていきます。
合板の増し張りとは、屋根の下地を補強する為に古い野地板の上から新しく合板を張っていく作業になります。
下地補強は、屋根全体の耐久性を左右する非常に重要な工程です。
既存の下地だけでは新しい屋根材の重さや風圧に耐えきれないため、しっかりと補強してから新しい屋根張替え工事に入る必要があります。
増し張りにより安全で耐久性の高い基盤が整えられましたので、これから徐々に屋根の張り替え工事に入っていきます。
それについてはまたご報告いたしますね(*'▽'*)♪
今回は、古いS型瓦屋根の解体から下地補強の合板増し張りまでの施工風景をお届けして参りましたがいかがでしたか?
解体中に鳥の巣やコウモリの痕跡といった自然の営みを垣間見る一方で、屋根の劣化が招く危険性を再認識する貴重な現場となりましたね(>_<)
次回は屋根張り替え工事の工程についても詳しくご報告いたしますので、どうぞご期待ください\(^^)/
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