小山市 和型瓦屋根を診断|棟漆喰崩れも気になるが谷板金は更に深刻
小山市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。
本日は、『近くを工事しているという業者さんから、棟漆喰が崩れているかもしれないと言われて心配になった』とご相談をいただき、調査した様子をお届けします。
普段見えない屋根の不具合を突然言われると、とても不安になりますよね(^_^;)
しかも見たことのない業者さんだったとのことで、お客様ご自身で調べたうえで当店にご相談くださいました。
最近は栃木県内でも飛込み業者さんによる同様の声掛けを耳にすることがあり、本当に必要な指摘ならよいのですが、やはり少し心配になってしまう方も多いと思います。
今回は和型瓦屋根を実際に診断し、指摘された棟漆喰の状態と、さらに注意が必要だった谷板金について分かりやすくご紹介します( ^ω^ )
和型瓦屋根を診断【屋根業者さんによる棟漆喰崩れの指摘】
小山市にお住まいのお客様は、飛込み屋根業者さんから『棟漆喰が崩れているかも』と言われ、ご不安になりました。
全ての飛込み屋根業者さんに問題があるわけではありませんが、中には不安を煽って高額な修理を押し付ける事例もあるとお聞きしています。
詳しくは、こちらのコラムをご参考くださいね。
関連記事▶屋根修理の詐欺、訪問営業に注意!多発する詐欺や悪徳業者への対処法
お話を伺うと、『もし本当に崩れていたらどうしよう・・・』『すぐ直さないと危ないのかな・・・』と、少し心配そうなご様子でした。
突然の指摘だと、どう判断していいか分からなくなってしまいますよね。
しかし、飛込み屋根業者さんに指摘されても、冷静に対処することが肝心です。
実際、お客様も不安になったものの、その場で話を進めるのではなく、ご自身でインターネット検索をして当店にご連絡くださいました^^
挨拶を済ませ、さっそく屋根に登って棟漆喰を確認しました。すると・・・
棟漆喰にひび割れが見つかるとともに、部分的に脱落している箇所もありました(//∇//)
どうやら飛込み業者さんの指摘は、まったく的外れではなかったようです。
棟漆喰は、昔ながらの和型瓦屋根に使われていて、見た目を白くきれいに整える役割もありますが、それ以上に大切なのが内部の葺き土を保護する役割なんです。
たまにですが『見た目が少し汚れていても気にならない』という方もいらっしゃいますが、屋根にとって決してよいことではありません。
こちらの屋根でも、漆喰が剥がれた部分から”土のようなもの”が流れて出ていました。
実は、この”土のようなもの”は、棟を支える土台の土なんです。土台の土が流れ出ると、棟の歪みや崩れにつながる可能性があるんです。幸い棟漆喰の剥がれは部分的でした。今のうちに古い漆喰を取り除いて新しくする『漆喰詰め直し』で対処すると、屋根をより長持ちできます(╹◡╹)
漆喰のメンテナンスについては、こちらで詳しく解説しています。
関連記事▶傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
和型瓦屋根を診断【屋根全体の診断では谷板金が心配】
少しでも屋根の不安を解消するため、棟漆喰の不具合箇所だけでなく、屋根全体をしっかり確認して“本当に必要なことだけ”をお伝えしようと思いながら調査に入りました。
屋根の診断は、『屋根の今の状態を知る』とても大切な役目があります。
私たちも、定期的に健康診断をしていますよね。屋根も健康診断が必要なんですよ〜
慎重にお調べすると・・・
屋根の谷部分に使われている金属製の谷板金が、表面が茶褐色に変色し、サビがかなり進行しているのが気になりました( ;∀;)
谷部は、屋根の面と面が合流して雨水が集中する部分なんです。
谷板金が傷むと、漆喰の劣化以上に雨漏りへ直結しやすいため、特に注意しなければいけません。
実際に触れてみると、表面のサビだけでなく、金属自体が少し薄くなっているような感触もあり、『これは見た目以上に進行しているかもしれないな・・・』と感じる状態でした(>_<)
谷板金のサビをそのまま放置すると、サビが進行して穴があき、そこから雨水が建物内へ入り込み、雨漏りにつながる可能性があります。
漆喰ももちろん手を入れたい状態でしたが、
正直なところ『谷板金の傷みの方が、漆喰より緊急性が高いな』と感じました。谷板金の修理方法は、谷板金を新しくする『谷板金交換』です。できれば、雨漏りリスクをより低減するために、下に敷いてある防水紙の交換もセットで行うとよいでしょう。
工事の詳しい内容については、こちらをご覧ください。
関連記事▶屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法
和型瓦屋根を診断【谷板金を優先したメンテナンスをご提案】
屋根の診断を終え、お客様に診断結果をお伝えし、メンテナンス方法をご提案しました。
なお劣化状態から、
①谷板金
②漆喰
の順に優先順位をつけました。
調査結果では、漆喰は「見えていた不安」でしたが、谷板金は「より深刻な不具合」です。
飛込み業者さんの指摘は、確かに正しかったものの、それは屋根の一部の不具合にすぎません。
指摘された漆喰だけを修理してしまうと、本当に重症だった他の部位の劣化を見落としてしまうおそれがあります。
もしこのまま
谷板金の劣化が進んでしまうと、気づかないうちに屋根内部へ雨水が入り、天井のシミなど“室内で気づく頃には修理範囲が広がってしまう”ケースもあるんです。屋根をメンテナンスする際は、まず全体を診断することがとても重要ですよ(^_^)
突然屋根の不具合を指摘されると、『このままで大丈夫?』と不安になる気持ちも理解できます。そのような場合は、
慌てて決めるのではなく、まずは落ち着いて『信頼できる業者にしっかり見てもらい、屋根全体を見渡す』ことからはじめるとよいでしょう。なお今回は、『漆喰の補修も視野に入れつつ、より深刻な谷板金については早めに対応した方がよい』と、メンテナンス優先順位も含めてご提案差し上げました。
お客様も『最初は漆喰ばかり気になっていたけど、説明を聞いて安心しました』とお話しくださり、見えている部分だけで判断しないことの大切さを改めて感じた次第です(๑>◡<๑)
今回の小山市の現場では、飛込み業者さんに棟漆喰の崩れを指摘されたことをきっかけに和型瓦屋根を診断しました。
実際に漆喰のひび割れや脱落も見られましたが、屋根全体を確認したことで、さらに深刻だったのは谷板金のサビ進行であることが分かりました。
瓦屋根は一見すると漆喰ばかりが気になりやすいですが、本当に大切なのは屋根全体を見て優先順位を判断することです。
屋根のメンテナンスをお考えの際は、街の屋根やさん栃木小山店にご相談ください。
突然の指摘で不安になった時こそ、『慌てずにしっかり診断してもらう』ことが、安心につながりますよ(๑˃̵ᴗ˂̵)
屋根やお住まいのトラブルやお悩みごとをお気軽にお問い合わせください当店は、屋根をきっちりお調べして、今すぐ必要な修繕・将来必要となる修繕に分けてアドバイスさせていただきます٩( 'ω' )و
漆喰や谷板金のメンテナンスに関するよくいただくご質問3選
漆喰はどのくらいの頻度でメンテナンスが必要ですか?
一般的には10〜20年程度が目安ですが、ひび割れや剥がれが見られたら早めの補修が必要です
サビや穴あきが発生すると、そこから雨水が侵入しやすくなり、屋根内部の防水紙や下地材の腐食、最終的には雨漏りにつながります。
素材にもよりますが、一般的なガルバリウム鋼板で20〜30年程度が目安です。サビや変形、穴あきが見られた場合は早めの交換を検討しましょう。
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